2015年2月21日土曜日

Windows 8 スリープからの自動復帰を切る

自宅のメインマシンはWindows 8機で基本的にスリープで運用しています。
スリープまたは休止状態から勝手に復帰するようになって
睡眠を妨げるようになったのでイラついた勢いで設定を見直しました


原因として考えられるのは、
WakeOnLan
マウス等デバイスの (誤)操作
タスクスケジュールの実行

 

1.原因究明


直近の起動理由を知るには次のコマンドを実行します

>powercfg lastwake


マウスでの実行であれば次のような出力
切ってみましたが効果なし

Wake History [0]
  Wake Source Count - 1
  Wake Source [0]
    Type: Device
    Instance Path: ACPI\PNP0303\4&6
    Friendly Name:
    Description: 標準 PS/2 キーボー
    Manufacturer: (標準キーボード)



復帰予定のスケジュールを探す

>powercfg waketimers


次のような出力があります。
原因はmcupdate_scheduledというスケジュールのようです。


Timer set by [SERVICE] \Device\HarddiskVolume1\Windows\System32\svchost.exe (Sys
temEventsBroker) expires at 3:31:08 on 2015/02/18.
  Reason: Windows は、スリープ状態の解除を要求したスケジュールされたタスク 'NT T
ASK\Microsoft\Windows\Media Center\mcupdate_scheduled' を実行します。


2.スリープ解除をきる


WakeOnLanの場合、

 デバイスマネージャから対象のネットワークアダプタのプロパティを開く
電源の管理タブから
” Magic Packetでのみ、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする”
 のチェックを外すか選択できない状態にする


マウス、キーボードの場合、

デバイスマネージャから対象のデバイスのプロパティを開く
電源の管理タブの ”このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする”
のチェックを外す


スケジュールの場合、

”管理ツール>タスクスケジューラ”から対象のスケジュール(mcupdate_scheduled)を捜し
条件タブの”タスクを実行するためにスリープを解除する”のチェックを外す